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慈しみの絵 千盡 ~五七の言葉~

老いの記~4月~ 2023年4月23日 日曜日

慈しみの絵 千盡 ~五七の言葉~  


20230423 日曜日 ~千盡~

♬ 今年の秋9月に85歳になる爺さんの薮払い

・1時間半に無理があった。

☆ 屋根を覆ふ 孟宗竹の 脅威だよ 天高くまで 竹の子伸びた

☆ 伸びすぎた 竹の子退治 枝も葉も 育ってしまう 大変なこと

☆ 竹の子が 伸びに伸んだよ 竹藪で 二度も転んだ 自分で起きた

☆ 難儀する 伸びた竹の子 切り払う 爺さんの息 上がってしまう


・2023年4月18日のお絵描き  

~S10号の油彩画~ Senjin



・この絵は筆を止めて-了-とする。


・自分の描いた絵を見ていて泪を覚えたのは初めてのことだ。絵の良し悪し、出来不出来ではなく、いずれにしろ、 

スマホで撮ったこの絵のphotoを見て自分の中の他者・別人格に対峙したのだと理解する。


・Ms.Kayokoのライン「冬の寒さから解放されたような慈しみの絵だね」


・万葉集の歌を思い出した。

第9巻 1791番歌 遣唐使母

◇ 旅人の宿りせむ野に霜降らば我が子羽ぐくめ天の鶴群

・旅人たる我が子が陸に上がって仮寝せんとする、その野に霜が降りたら我が子を羽で覆ってね、空翔る鶴たちよ。


~邂逅(かいこう)~

・23歳で迷い込んだアートの世界

60年の拙い足取り。

項垂れ頽れるそうなまさにその時

見えた、83歳を前にして見えた

自分のアートの世界

・自分に踏み込み、探し求めてついに

何も無かったと述懐した時、正に今

自分の中の他者が姿を見せてくれた。

~邂逅(かいこう)~自分の中の、自分にとっては他者との。

・2023年4月18日のお絵描きの絵

S10号~慈しみの絵~と題し私は、

この絵の前にひれ伏す

・体力の衰えは著しいが、謹んで残された日々、お絵描きに励もう。


頽れる(くずおれる)


・お釈迦様が臨終の時、弟子たちに遺された誡めのことば「つつしんで懈怠することなかれ」

・けたい【懈怠】

なまけること。おこたり。